making-love clubの感想と近況

昨年末に買ったmaking-love club issue no.6やっと読んだ。

ちょっとまだ全部じゃなくて、冒頭の対談と菊池まことさんの寄稿文しか読んでいないんだけど・・

 

冒頭の対談については、他人のポリシーへの土足行為とか、露出しないのがフェミニストなのかとか、その辺がよかった。よかったというか、だよねだよねと思えた。

求めてないのに勝手に評価してくる人って確かに少なくない。誰もが見えるようなところにあるものでも、それを評価できる立場にいつでもいれるわけがない。例えば私の化粧に関して、それしない方がいいよって言うのってどうなの?「マツエクしたんだ」に対して「いいね」なら分かるけど、「今日めずらしくチークしてる」と言ったら何も言わずに頬を拭われたあの時、私は悔しくて仕方なかった。だってそのチークは私自身のテンションを上げるためのものであって、誰かのためのものではなかったんだもの。

 

化粧に限らず、その人が「これ見て!」と言っていないものに対してしていいのは、いい評価だけなのでは?と私は思う。それが誰かを傷つけるものならもちろん口を出すけどね。

 

あと、露出しているのは本当にフェミニストか?と、性を強さにする瞬間もあるけどどうなんだろうっていう話についてだけど、私もフェミニスト寄りの思考を持っているけど、露出の多い服はすごく好き。男ウケしそうな格好をすることだってあるし。(といってもひらひらのスカートとかではなく、クラブの男にウケそうな格好です^^)

けどこれも、誰のための服なのかということになるんじゃないだろうか。

例えば私がミニスカートを履く時ってほぼ100%自分のテンションを上げるためなんだけど、電車を乗っている時、階段を登っている時、私のミニスカートって、みんなのミニスカートになっているんじゃないかなとたまに思う。

だって男友達は「あの人エロい格好してるな〜」って、普通に口に出すもんね。これは本当に、私の身の回りでは男だけが言う言葉なんだけど・・・

私もきっとどこかで言われているんだろうな。もちろんそれに対して「そんなことを考えるな!」「性の対象として見るな!」とまでは思わないけど、自分の頭の中にとどめておけよとは思う。人の思考までなんとか言える立場じゃないしね。

 

だから私はダサい格好の人がいても言わないようにしてるけど、100%いつも完璧にそれができているだろうか・・・名指しで言う事に関してはできてるかな、いやどうだろう。たまにできてないような・・・聞かれたら答えるな・・・

まあでもやっぱ、自分のされて嫌なことは人にしちゃいけないね。気をつけなくちゃと思った。

 

making-love clubはこれからも続いていってほしいなと思ったので、また買います。

 

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近況

 

いよいよ研修が始まりました。もうすぐこのブログは女子大生のブログじゃなくなって、編アシブログになります。

GINZAの編アシKOのように毎日かわいい服きて出勤出勤〜♪

という余裕があるかは分からないけど、とにかくやる!やるしかない。編アシKOだって、毎日かわいい格好だけど日々走り回ったりひたすら原稿直したり、急にカメラマンのアシスタントをしたりひたすら服をたたんだり、そういうこともしているんだよね絶対。そういうことしない、キレイな編アシなんて存在しないんだから。ポパイでもGINZAでも、装苑でもNYLONでも、最初はみんな同じよ・・・

 

さすがに研修してていつも面白い!楽しいではないけど、しんどくて行きたくないとは一つも思わなくて不思議。

忙しい毎日だけど、生きてる心地がする。

風葬の教室を読んだ

杏のような子どもはおそらく存在しないだろうけど、彼女は強いし憧れる。

中学校くらいまでの、とにかくそれが間違っていようが何だろうが多数派が強くなるあの空気、本当に嫌だった。自分も小学生時代にそういうこと少しだけあったので。とはいえ当時の私は強かったので、最終的に勝ったけど。それで当てつけのように「自分の居場所」という題名で卒業作文を書いたね。そんなこともあったなと、風葬の教室を読んで思い出した。

 

あと、自分は自分が思っている以上に他人の日常に組み込まれているんだろうなということにも気付いた。死ねないね。

刹那主義であることは変わらないけど、死んでもいいやとは思わなくなりました。

 

山田詠美かっこいいです。

憧れこがれ

今日で大学の授業最後でした。最近は良い感じに大学飽きてきて、名残惜しさの第一ピークは過ぎ去ったなと思っていたんだけど、教授の「よくここまで頑張った」という言葉に、一瞬だけグッとなった。

あと今日のハイライトは、1年の時に見かけてなんだか素敵だなと思っていた(単に顔面が)男の人に、ついに喫煙所に行こうと誘われたことだな。

2年越しでちゃんと出会い、同じ授業で同じグループになり、一緒に煙草を吸ったというこのエピソード、とてもいい。

 

考えてみれば、付き合いたいと思ういいなではなく、憧れる方のいいなっていうポジションの男の人、各シーズンに一人ずついるような気がする。

小学校の時はクラスで一番面白かった男の子、中学はちょっと微妙で(一瞬だけいたけどすぐそうでもなくなった)、高校の時は3年間同じ人がそのポジションにいた。で、大学は今日のあの人。

高校の時のA君は、付き合いたいの好きと混同したくらいに憧れてた。まあまず顔が好みだったのと、嫌いな人とも学校は学校と割り切って仲良さそうにしているところがすごく好きだった。あと、私の好意に気づきながら私と適当に喋っていたところとかも。こいつ絶対俺のこと好いてるから、こういうことしたら喜ぶんだろうな〜と思いながら話しかけたりしてるの、すごく良かった。

あと高校のグループラインに入ってないところも。なんかこう、引退したアイドルみたいな感じなんだよ、私にとってその人は。多分もう会えないだろうし会わないだろうから、自分の中での神格化だけが進む。

 

今日喫煙所に行ったA君は、そこまでではないけど、やっぱり憧れはある。顔もかっこいいし、運動できるし、英語できるし、多分勉強もできるし、実家は会社をやってるらしいし(今日聞いた)、話してて嫌な感じが1つもしない。憧れ要素がありすぎる。自分の好みではないけど、服好きそうだし。多分もう会わないだろうな。連絡とる用事もないし。

 

高校の時のA君も大学の時のA君も、最初は絶対仲良くなったりしないと思ってたのに、二人とも最終的に仲良くなってしまったな。嬉しいけど、寂しくもある。応援してたアイドルと出会えちゃって普通に会話しても何も思わないところまで来ちゃいました、みたいな。

 

こういう男の人って、これから先また出会ったりするのだろうか。そして、自分にとってなんなのか。憧れポジションに異性を置きがちなのか、ポジションはあくまで後付けなのか。分からないけど、できればまたこういう誰かと出会いたい。憧れの人がいると、なんとなくいいから。何がいいのかは分からないけど。

 

あ、あと

大学のA君にさよならも言わず帰ってしまったのがなんか悔しかったのでSNS探偵してたら、20分くらいでツイッターのアカウントにたどり着きました。しかも共通の友人がいました。何もないけど、なんだよ!となり、また自分のネトスト力を改めて感じました。

 

ちゃんちゃん♪

 

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2020/04/21

憧れポジションの人が居なくなって一年弱、

こういうのって、無責任で最悪?

最悪なのかな。

あーあ。