結婚は人生においてノルマなのか

今週のお題「恋バナ」

 

甘くも酸っぱくもなくて恋バナと呼ぶには重々しさがありますが、タイトルの通りです。

私は結婚しなきゃ人生じゃないと思ったことはないし、結婚しないという選択をする人もたくさんいるでしょうと思ってます。人それぞれですからそれは。

 

でもうちの母親はもう何年も前から「結婚しない人はおかしい。離婚してもいいから一回くらいは結婚しないと変な人だと思われる。」と言います。

今日も夜ごはんの時にこういう話題になったんだけど、やっぱり私には理解できなかった。

私自身はそのうち結婚したいし、いつかは子どもが欲しいなだなんてぼんやりと考えていますが、それが人生において絶対的な正解だとは思ってないです。

むしろ、この時代に結婚しなきゃおかしいと思う人なんているのかとさえ思います。母のように結婚しない人=なにかが欠けてる人と認識する人って、もしかしてそう少なくないのかな・・・とも考えてしまうけど、実際のところどうなんでしょうか。

 

それから、結婚に至るまでのプロセスについても最近いろいろ考えてしまう。

母の周りでは婚活アプリを使っている人がすごく多い。25歳とかでも普通に使って、それで出会って付き合ったりしているらしい。

もう恋愛結婚なんて幻想なのかなと思ってしまうよね。

 

というかそもそも恋愛すること自体が夢っぽい。

でもまあ考えてみるとこれだけいろんな人間がいる中で自分の好きな人を見つけられて、しかもその人も自分を好きで、相思相愛になれるというのは馬鹿みたいに死ぬほどロマンチックだなと思う。

それが結婚に至るとすれば、前世で滅茶苦茶に徳を積んだか、来世で地獄のような人生を送るかどっちかってくらいにすごいことなんだよなあ。

 

そういう奇跡の下に自分があると思うとすご〜〜〜ってなる。

まあうちの母は離婚していますが。なのに結婚についてここまで拘りがあるのも本当によく分からない。拘ってはいるけれど、結婚体験はもう終了しているじゃないですかって思う。なのに「以前結婚していた」という事実がここまで母のプライド形成に関わっているというのも謎・・・。いやむしろこれだけ引きずれるってことはやっぱりいいことなんですかね。

 

私はまだまだ結婚には程遠いし、他人のデートの話を聞いてるだけでいいです。ポパイでデートスポットをチェックするくらいでいいです。そんなに興味はないけどな。

「頭のてっぺんからつま先まで1ミリの間違いもないくらい・・・完全にわかり合いたい。」

タイトルにギクッとした人も少なくないんじゃないですか。

 

私も最近まで誰か一人でいいから私を完全に理解してくれる人がほしいと思ってた。

けど、完全な理解は私にとって必ずしも要るものではないことに気づきました。

性別問わず、特に自分の恋愛対象である性にはより一層だと思うけど

その人と一緒にいたいとか好きになる気持ちって、その人のことを知ってみたいって意味合いが多いんじゃないかと。

もちろん好きな気持ちの要素は他にもたくさんあるし、誰もが知りたい気持ちが多くを占めているわけではないと思うけど、まああることにはあるでしょうみんな。

 

じゃあもし相手のことをわかりきってしまったらどうするの?という話になってしまうけど

私もそれを一番恐れてる。

 

でも本当の本当に相手を好きになれているのなら、わかりきったところで好きな要素はきっと別にたくさんあるから、それでどうのこうのという話でもないのかな。

 

今書いてて思ったけど、私は今まで自分を理解してほしい、わかり合いたい(承認欲求といったほうが近いかも)という思いが一番にきていたけど、その重要度がそれほど高くないことに気づいただけかもしれない。

 

愛子ちゃんはこのあと、「その瞬間に死んでもいい」と続けるけど

それは色々と、様々な、紆余曲折を経て最後の最後にわかりきった瞬間の話をしているのかもしれない。好きな要素すべてを使い果たした果ての果ての時のことを話しているのかもしれない。

 

そう思うとこのセリフに共感できなくもないんだけど・・・

やっぱりよくわかりませ〜ん

大嫌いなはずの夏のことを考えている

 

もうここ10年くらいは夏のことが大嫌いだったんですけど、去年の夏を終えてからそうでもなくなってしまった。

暑いし日焼けするし汗かくし生活のしにくさはやっぱり一番なんだけど、夏なら笑ってればなんでも済むみたいなところあるな〜って思う。

暑い暑いいいながら誰かと歩くのも楽しいし、アイスがすぐに溶けるところも、エアコンの効いた室内に入ったときにはぁ〜ってなれるのもめちゃくちゃ面白い。

色んな企業とかメーカーとかも夏を盛り上げてくるしね。すごい商戦しかけてくるじゃん。

 

あとは、夏が終わった後にみんなすぐ秋冬のことを考え出すのがかわいそうだなって思ったのもある。9月になると店先から花火が早々に消えたり、チョコレートの陳列棚が増えたり、あんなに「夏!夏!」とかいってたのにみんなすぐ夏のことおざなりにする。夏のこと消費しすぎだよって。

だから去年の秋口は気持ちがなかなか秋になれなかった。夏を引きずってたんだよ。

 

まあそれとかわいいTシャツを買ったりしちゃったことが夏への気持ちを加速させてるっていうのもあるだろうけれど・・・

早くまたあの真っ赤なポロシャツ着たいな。

今年の夏も楽しく過ごしたいものです。