風葬の教室を読んだ

杏のような子どもはおそらく存在しないだろうけど、彼女は強いし憧れる。

中学校くらいまでの、とにかくそれが間違っていようが何だろうが多数派が強くなるあの空気、本当に嫌だった。自分も小学生時代にそういうこと少しだけあったので。とはいえ当時の私は強かったので、最終的に勝ったけど。それで当てつけのように「自分の居場所」という題名で卒業作文を書いたね。そんなこともあったなと、風葬の教室を読んで思い出した。

 

あと、自分は自分が思っている以上に他人の日常に組み込まれているんだろうなということにも気付いた。死ねないね。

刹那主義であることは変わらないけど、死んでもいいやとは思わなくなりました。

 

山田詠美かっこいいです。