帰る家がある

特に心の波風を立てることなく終わった金曜日。

久しぶりだ。

夕方には家に帰ってたからこんなに気持ちがおだやかなのかもしれない。

 

「あなたには帰る家がある」今期のドラマはこれしか見てないけど、めちゃくちゃおもしろい。どろっどろ。

中谷美紀の役に共感してしまう瞬間が、今回は二回もあった。

 

・「〜お父さんがよそで女つくって出てった。友達の間でお父さんの話が出る時は、早く話題変わらないかなって思ってた。〜だから娘にはそんな思いさせたくないの。」

・「もう家のためとか、レイナのためとか・・・〜私が無理なの。別れよう。」

 

前にも書いたかもしれないけど、私は自分に父親がいないからこそ、自分が家庭を持つのなら子どもを絶対に幸せにしたいなって、ずっとずっと思ってる。

そうやって、なんというか、還元をしたいっていうか・・・世の中の幸せを回そうって・・・ちょっと壮大すぎだけど、そう思う。

だから、劇中の中谷美紀みたいに夫に浮気されたとしても、即別れましょうなんて言えないと思う。自分が我慢すればいいやってなっちゃうか、浮気し返すか・・・いや、実際仕返しなんてできないだろうなあ・・・。

 

ぱあっと未来が見えても、何年か何十年後かにやっぱ違うって思う瞬間がくる可能性もゼロじゃないと思うと、怖い。怖いけど、何をしたって愛してくれるのは結局家族だけなのかもしれない。いくら好きでも、愛していても、家族じゃなければ他人は他人。

 

でも

だからこそ、好きな人と同じ家に帰れたら、その人と家族になれれば、どんなに幸せなんだろうとか、心の中の少女が言っています。