ヴァイブレータを見た感想 それと夏休みのこと

廣木隆一監督のヴァイブレータを見た。

 

ああ見てよかったなあという映画だった。寺島しのぶはすごくきれいだし、大森南朋はかっこよかった。誰かがブログに書いていたけど、王子そのもの。王子という言葉がぴったり合う、そんな印象だった。

 

寺島しのぶがおかしくなってしまうあのガソリンスタンドでのシーン、痛々しくて泣けてきてしまった。

それからホテルのバスルームのシーン。あそこはもう最高だった。人と人が裸で対面することは、もちろん性的な意味もあるけれど、なぜか服を着ていない状態で相手と触れ合う事で自分の中にある亀裂みたいなものが埋められていく感覚があると私は思う。それが画面から伝わってきたのと、大森南朋の優しさと、寺島しのぶの弱さと、全部が重なってどうしようもなく胸が締め付けられるような感じになって、嗚咽を漏らしながら泣いてしまった。あれは本当にいいシーンだと思う。

 

挿入歌もよかった。はっぴいえんどのしんしんしんが流れてきて、ああ〜だよねとおもった。あとこの映画で初めて知ったKeito blowという方の曲もよかったと思います。2003年ぽさがすごくて・・・

 

最後二人は別れてしまうけど、まあそうだよね。あれで結局そのあと結婚しましたとかなったらえーって思いそうだし。

すごくよかったです。

 

それから夏休みのこと

最近は時間があれば漫画よんだり映画を見たりしている。ちょっと前までの自分はもう完全にだめになってしまっていて、隙あらば誰かに会いたい誰かと飲みたい、誰かとつながっていたいと思ってしまってしたけれど、もうやっと、やっと夏休みの過ごし方 というより予定が何もない日の過ごし方をわかった。

まあここ1年くらい一人での過ごし方が本当に下手くそになってしまっていたんだけど、今はわかる。誰かと会うのは楽しいし、会って話してああこの人いい人だよな 私は周りに恵まれているよなと思う瞬間もたくさんあったけれど、人と会う時のこういう感情の10%くらいがエンプティカロリーみたいな・・・多分そうだったんだと思う。相手が悪いことは何一つない、私が寂しさを埋めるのに誰かと会うことを選んでいただけで。

 

今こういう感じでいられるのももちろん周りのおかげです。

ありがとうと言おうとするとなぜだか泣きそうになってしまうけど、そう思ったならその時にいうべきだよなあ。

今日はたまごサンドを作ってあげよう。

そんな感じです。