ブラックボックス展は別に死ななくてもいい

ついに昨日展示最終日を迎えた、なかのひとよ主催のブラックボックス展。私は入場料がかかるアップデート前に行きました。

 

ネタバレ解禁になりツイッター等荒れ始めましたが、私としては面白い展示だったんじゃないかと思います。

空虚展のぱくりだとか色々ありますが、ああいうような展示を次にいつ体験できるかなんて分からないしまあいいんじゃないでしょうか。

展示の内容としてはもうネットにかなり上がっていますが、ただの真っ暗闇な部屋があるだけです。展示物は私たち自身です。

 

入った瞬間「これだけ?」と思いましたが、その直後にはもう立ち尽くすことしかできなくなってしまって、なんだか泣きそうになった。何にもないこの部屋で1人きりで、孤独感がすごかった。言葉にするのはなかなか難しいのだけれど、帰りのバスでずっと思ってたのは「ああ道行く人々のほとんどはさっきみたいな体験をせず、さっきみたいな感情になることもなく死んでいくのか」ということ。人生の中であんな気持ちになることってそうそうないことだと思うから、私は行ってよかったと思ってます。

あとそれからなかのひとよ氏のインタビューやらをネットで探してたんだけど、そこででてきた「光は過去、闇は未来」みたいなひとことがすごく刺さった。見えるものなんて全部過去のもので、見えないものこそ可能性しかないっていうのは、なるほどと思った。ブラックボックス展は未来そのものだった。

 

あと出口の鏡、あれにはやられた。ツイッターとかであんまり鏡について書いてる人がいないのは、気付いてなかった人が多かったってこと?

出口そば、あの黒いシールの上らへんに小さな鏡があったんだけど、そこに魂を抜かれたような自分の顔が映ってて「うわ〜」となった。めちゃくちゃバカにされた気分だったけど、まあいいです全然。「どう?哲学っぽいでしょこの展示?色々考えちゃったんじゃない?笑」みたいなことを言われてる気分になりました。

 

まあ私がネガティブな感想を抱かないのは、入場料を払っていない+並んでもいないからなんでしょう。無料でこれだけの体験をできたのはすごくよかった。

けど千円払って、しかも炎天下の中長時間並んでこれだったら確かにむかつくでしょう。

あの入場料も正直小馬鹿にしてるとしか思えないし。ある程度話題になってきて知名度が上がって、SNSに書かれた感想を見て行きたいと思った時点であなたは負けているのですよというメッセージとしか思えない。「しかも千円払って、並んででも見たいと思うなんて笑」ってことなんでしょう。そういう人たちからお金をもらって、次の活動資金にしますか〜という・・・。

 

あと問題になってる痴漢のこと。

嘘か本当か分からないけど、痴漢はいかなる時でも犯罪ですからね。それ目当てで展示に行った人がいるならそいつは人間のクズで地球のゴミ。酸素がもったいない。確かに何か対策をとる必要があったかもしれないけど・・・展示にそこまでやる必要があるのか否かという気持ちもある。まあでもやっぱり暗視カメラで中を監視するのはあってもよかったんですかね、特にアップデート以降の入場者の増加後は。

 

 

最後に、

私には今日これからのことも明日のことも、もっと先のことも、確信を持ってこれだといえる未来はほとんどない。何も見えない真っ暗闇だけが私の先に多分ある。

けどそれが未来で、何も決まってないんだから自分でいくらでもどうにかできる。

私は基本的に物事に対してなんとかなる精神を持ってやっているけど、ブラックボックス展に行って、自分は別に間違ってなかったなと思わされました。

「The world is you」これに尽きるけど、ほんとこれだなって感じです。