大学のゼミの話。
割と人気のある先生のゼミに入れたはいいものの、思っていたようなイメージと現実にギャップを感じてしまった私はあまり楽しめていない。入らなくてもよかったなとさえ思ったこともある。
個人での作業がほとんどなくグループでの活動が主だから自分の研究したいことを全て実現できるわけではない。それはもちろん私だけでなく全員だし、みんながそれぞれやりたいことを60%くらいやっているという感じ。
どうせどんなに頑張っても残りの40%のことはできないわけだから手を抜いて、ここはクズな感じでいこうと思ったのが4月半ば。
しかし、きっと私と同じくクズでいこうとしている人がグループ内にもう1人いた・・・。
その子はまず話し合いに必ず遅刻してくる、パワポを作ってこない、ゼミにも遅刻するといった感じで、やる気がないことがすぐに分かった。
私もゼミが始まってすぐの頃に全力を出すことが馬鹿馬鹿しくなってしまってあんまり意見は出さず静かにしていたけど、4人グループのうちの半分がこうもやる気がないのはさすがにまずいし、ゼミ選考に落ちた人もたくさんいるしと考えてしまって、ここ半月くらいは真面目にやっている。
というか、クズになりきることを諦めて普通にやることにしたといったほうがあっている。
5月の半ばくらいはまじでクズの座決定戦みたいな気持ちでいたけど、ちゃんとやり始めたらそれはそれで面白いし良かった。
私がクズの座を譲ったあの子は今日も、私なにやればいい?と指示待ちしていた。ああ良かったわ、ちゃんとやろうと気持ちを切り替えられてと心底思った。
せっかく授業料払ってもらっているんだし、ゼミも3倍の倍率をくぐり抜けられたんだからやらなくちゃいけないね。
大学生。。。